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77年前の新聞が大根畑に飛来、正体は「横浜貿易新報」/相模原

社会 | 神奈川新聞 | 2012年12月27日(木) 22:02

相模原市緑区青山の農業門倉敏明さん(78)の大根畑に、77年前の新聞の切れ端が飛んできた。赤茶色に変色した紙面の日付は、1935年5月8日。生まれたころの遠い過去が詰まる紙面に門倉さん夫妻も感慨深げだ。

飛んできたのは26日午後。畑で直売用の大根を収穫中、「目の前に風で運ばれてきた」。切れ端は、最大縦25センチ、横28センチのM字型の1枚紙。色あせが激しいが、文字は明瞭。片面には生糸や綿糸の相場表、もう片面には事件事故の記事や訃報、求人広告などがあった。

県立図書館地域情報課に照会すると、神奈川新聞の前身「横浜貿易新報」の紙面と間もなく分かった。

「港町横浜のにおいを感じる」。卓上ルーペで相場表をのぞき込み、門倉さんは言う。国名のほか、「○日着」などと船便の到着予定日とみられる記載も。妻サキ子さん(74)は「よくこんなものが残されていたね」と驚く。

「軍用銃弾を拾ふ」「勧誘に来て下駄で殴る」など当時を思わせる見出しも躍る。求人広告には横浜市内の地名が散見し、伊勢佐木町の喫茶店は、「美店員急募十八九歳」といった募集をかけていた。

門倉さんは「どこから飛んできたのか、本当に謎。持ち主を探しようもない」と不思議がる。一方、名刺作成の内職をした経験のあるサキ子さんは「時を経ても記事が読めるのは紙面が活版印刷だったからでしょう」と話した。

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