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デートDV〈下〉中堅世代も被害深刻 背景に結婚・出産願望

社会 | 神奈川新聞 | 2017年4月7日(金) 12:07

資料を前に話す(左から)池畑さん、阿部さん、広報担当の藤井和子さん=横浜市神奈川区
資料を前に話す(左から)池畑さん、阿部さん、広報担当の藤井和子さん=横浜市神奈川区

 交際相手からの暴力「デートDV(ドメスティックバイオレンス)」の問題は、若年層だけに目立つわけではない。NPO法人エンパワメントかながわ(横浜市神奈川区)が手掛ける相談事業の記録からは、警察などに相談しにくいことや、20代から50代までの「中堅世代」からの相談が多いことが分かる。被害者に対する支援体制も、まだ整っていないのが現状だ。

 同法人は暴力のない社会の実現を目指し、2004年に設立。11年から県との協働で、10代からの相談を想定した電話相談「デートDV110番」を開始した。協働終了後の14年から相談対象を全国に広げ、フリーダイヤル化。理事長の阿部真紀さんは「デートDVを放置していたら、DVや虐待につながる。デートDVが減れば、この二つも減るはず」と話す。

 3月に横浜市内で開かれた「デートDV防止スプリング・フォーラム2017」では、開設キャンペーン期間を含めた10年12月25日から16年3月31日までの、5年に及ぶ電話相談の分析結果も報告された。

 相談件数は722件。初めての相談者は391件(391人)、2回以上の相談は331件(55人)だった。初めての相談者のうち年代別では20代女性が35%と最も多く、30、40代女性がともに10%、10代女性が9%。電話をかけてきたのは被害者女性本人が6割を占めた。

 電話相談では、被害者から聞き取ることができた暴力の内容も記録している。デートDV特有の難しさが浮かび上がった。

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