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南仏風スープをご当地料理に、廃棄用の魚介類有効活用/鎌倉

社会 | 神奈川新聞 | 2012年11月28日(水) 10:47

スープ・ド・ポワソンを作る中村さん=鎌倉市坂ノ下の鎌倉漁業協同組合
スープ・ド・ポワソンを作る中村さん=鎌倉市坂ノ下の鎌倉漁業協同組合

鎌倉漁業協同組合は、南仏の庶民料理「スープ・ド・ポワソン」をご当地の味として、定着を目指している。市場に出回らない廃棄用の魚介類を有効活用する試みだ。

スープ・ド・ポワソンは、魚介のアラを煮て具を裏ごしして作る。具材を残すブイヤベースとは異なる純粋のスープで、地中海沿岸の家庭料理やまかない食の定番。

刺し網や定置網で掛かった、いわゆる「外道」は商品価値がなく、引き取り手がない。1回の出漁で少なくとも数十匹は捕れ、漁師が食べ切れない分は捨てられていた。

こうした市場で取引されないタカノハダイ、イシガキダイ、メジナ、カニや、傷んだり出荷サイズに満たなかったりした魚介を使う。サザエの天敵であるヤドカリも試している。

漁協の中村健さん(61)が15年ほど前、フランスの港町でこの料理に出合い、鎌倉で応用しようと考えた。昨春に市内の行事でデビューし、毎月第1日曜の朝市で無料で振る舞われている。タマネギ、長ネギ、ニンジン、ジャガイモなどの鎌倉野菜と一緒に煮込むのが鎌倉流。「スープ・ド・ポワソン・カマクラ」として商標登録を目指している。

「マルセイユのブイヤベースのように、鎌倉の魚料理の代名詞になればいい」と中村さん。チーズやフランスパンを浸せば食べやすく、「魚食離れが進む子どもにも親しんでほしい」と話す。

市内の飲食店にメニューとして普及させたい考えで、レシピも提供するつもり。

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