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県内JR6線、来月から「津波注意区間」設定/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2012年11月27日(火) 12:04

東日本大震災を踏まえた列車や駅の安全対策として、県内の沿岸付近を走るJR在来線6線に12月から「津波注意区間」が設定される。該当するのは、巨大津波を想定した県の新たな浸水予測図で影響が及ぶとされた横浜、鎌倉駅周辺など26カ所(計約60キロメートル)。津波警報発表時は注意区間への進入を避け、区間内に停止した場合は乗客を高台などに避難誘導する。

JR東日本横浜支社によると、注意区間が設定されるのは、東海道(臨海部の貨物線含む)、横須賀、根岸、横浜、南武、鶴見の各線。横浜市内では、横浜、桜木町、関内など乗降客の多い主要駅が対象となるほか、根岸線の山手-新杉田間、海沿いを走る鶴見線の多くの区間が含まれた。

横須賀線は北鎌倉付近から東逗子にかけてのほか、横須賀、久里浜駅周辺など対象区間が長く、東海道線の相模湾沿いは境川(藤沢市)や相模川(平塚市)、酒匂川(小田原市)などの橋梁部分が注意区間となる。

また、同支社が管轄している静岡県内の伊東線宇佐美-伊東間にも設定する。

これら注意区間で危険回避措置が取られるのは、気象庁が「東京湾内湾」「相模湾・三浦半島」を対象に津波警報を発表した場合。注意区間の手前を走っている列車は停止し、区間内の列車は基本的にその場から乗客を付近の避難場所や高台に誘導する。駅間に立ち往生した場合は、安全を確認した上で乗客に線路上を歩いてもらうことになるという。

同支社は今後、注意区間内の駅に最寄りの避難場所などを示した地図を掲示し、乗客に注意を促す。また、「地元自治体と連携した訓練を毎年3月11日前後に継続し、津波に備えたい」(安全企画室)としている。

県が作成した新たな浸水予測図によると、県内沿岸への影響が最も大きい「慶長型地震」が起きると、1時間20分後に14・5メートルの最大波が予想される鎌倉をはじめ、相模湾の東側で津波が高くなる危険性が高い。東京湾側でも、横浜に4~5メートルが1時間15分~1時間40分後に到達するとの予想になっている。

相模湾などを震源域とする「元禄型関東地震」では、慶長型より波高の低い地点が多いものの、震源が近いため、小田原や二宮には地震の数分後に最大波が押し寄せる。

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