伊勢原市内の公園で1月、82歳の男性の顔を殴るなどして死亡させたとして、伊勢原署は5日、傷害致死の疑いで、同市石田、無職の男(79)を逮捕した。
逮捕容疑は、1月31日午前10時半ごろ、同市高森の公園で、近くに住む無職男性の顔を殴って転倒させ、首の骨を折るけがを負わせて死亡させた、としている。
同署によると、「殴ってけがをさせたことは間違いない。ただ、そのけがで亡くなるとは思っていなかった」などと供述している。
男性は当時、友人と公園内でゲートボールをしていた。男が「グラウンドの整備に使うスコップを隠しただろう」などと話し掛け、殴りかかったという。
男性は殴られた際に転倒して頭を木に打ち、病院に搬送されて治療を受け、一旦帰宅。2月3日に容態が悪化し、入院。同9日に死亡した。