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「若者サポートステーション」開設半年、55人が“再出発”/小田原

社会 | 神奈川新聞 | 2012年11月11日(日) 20:18

開設半年を経過した県西部地域若者サポートステーション=小田原市城山
開設半年を経過した県西部地域若者サポートステーション=小田原市城山

「ニート」(若年無業者)の就労支援などを行う「県西部地域若者サポートステーション」(小田原市城山)が開設して半年が経過した。20代を中心に164人が利用、このうち55人が就職などの“再出発”ができたという。

この事業は、地元のNPO法人「子どもと生活文化協会」が4月、国、県からの委託で始めた。同様の施設は横浜、川崎などにあり、県内では5カ所目。

担当エリアは、小田原のほか、厚木、平塚など21市町村に及ぶ。推定のニート数は約8千人とされている。

同ステーションによると、半年間の利用状況は、登録者が164人(16~39歳)。このうち20代が7割を占める。男女比は男性7割、女性3割。

自宅から通える地元企業への就職希望が多く、公共職業安定所(ハローワーク)から紹介され、訪れる若者が目立つ。

臨床心理士らスタッフが相談に応じ、職業体験などを通じて就業意欲を高めていく。結果、55人が就職や復学を果たした。半年で初年度の年間目標60人に迫るペースという。

相談内容はさまざま。就職先のあっせんだけでなく、苦手とされるコミュニケーションの指導やパソコン講座など自立を目指す支援に力を入れている。

総括コーディネーターの磯崎明夫さんは「他のステーションに比べ、長年の引きこもりで一度も就職したことがないような、就労支援段階前の相談者が多い。都市部のように民間の支援組織が少ない分、こうした若者もここに集まっていると思う」と話している。

厚生労働省の調査では、大卒の若者が入社してから3年以内に辞める割合は3割に上っている。長時間労働や低賃金などの理由があるとみられている。

磯崎さんは「大半の利用者は『このままではいけない』と悩み、罪悪感も持っている。まずここに来て一歩を踏み出してほしい」と呼び掛けている。

利用は無料。問い合わせは、同ステーション電話0465(32)4115。

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