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PC遠隔操作事件:誤認逮捕、県警が謝罪 「犯行」2秒の疑問放置 逮捕直後、裏付け怠る/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2012年10月21日(日) 00:24

横浜市立小学校への襲撃予告事件で、県警は20日、威力業務妨害容疑で逮捕された少年(19)のパソコン(PC)のデータに、横浜市のホームページ(HP)に接続してから襲撃予告文を書き込むまで2秒だったことを示す記録が残っていたことを明らかにした。県警は逮捕直後にこの事実を把握。一瞬での書き込みに疑問を持ちつつ、第三者が介在しない裏付けを十分に捜査しなかったことが、誤認逮捕に気付けなかった原因の一つと結論づけた。

■3通の上申書、2通否認

県警によると、襲撃予告文が横浜市のHPに書き込まれたのは6月29日午後3時17分ごろ。逮捕後、県警が少年のPCのデータを解析したところ、タイトルと本文で計269文字の文章が2秒で書き込まれていた。

県警は「(第三者の介在など)疑問を持ったのは事実」としつつ、「関係機関から『機械を使えば入力できる可能性はある』との意見があった」と説明。「真犯人」を名乗る人物が犯行声明に記載した「クロスサイト・リクエスト・フォージェリ」という自動的に予告文を送信する手口の使用は「念頭に置いてなかった」という。

県警は少年を容疑者と判断した理由について▽IPアドレス(端末の識別番号)が少年1人で使っているパソコンに割り振られたもの▽横浜市へのアクセス記録などが残っていた-ことなどを挙げた。

また、少年が任意聴取や逮捕後、容疑を否認する上申書を2回、認める上申書を1回書いていたことも明らかになった。

県警は、予告文が書き込まれた6月29日、少年を任意同行し、2日後の7月1日に逮捕した。

県警によると、少年は6月29日と7月4、5日の計3回上申書を記載。うち29日と5日は容疑を否認する内容だった。2回目は容疑を認める内容で、予告文の内容の一部や書き込んだ際に使用された「鬼殺銃蔵(おにごろし・じゅうぞう)」などについて記述した。捜査関係者によると、容疑を認める内容を書いた2回目は、少年は取調室で突然泣きだし、その後に書き上げたという。

不自然な供述の変遷に関して県警は「不適切な捜査の可能性も含めて検証を進めている」と説明するにとどめた。

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