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中大付属の中大横浜山手中で不正入試、大学理事長が口利き/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2012年9月27日(木) 00:21

会見で謝罪する久野修慈理事長(中央)、田中好一校長(右)ら=東京都千代田区の中央大学駿河台記念館
会見で謝罪する久野修慈理事長(中央)、田中好一校長(右)ら=東京都千代田区の中央大学駿河台記念館

学校法人中央大学と同大付属の中大横浜山手中学校(横浜市中区山手町)は26日、今年2月の同中学入学試験で、同大理事長の知人の孫を合格基準点に満たないにもかかわらず合格させ、その後同大学総長・学長の要求で合格を取り消したと発表した。都内で開いた会見で田中好一校長は「前代未聞のことをした。教育者として申し訳ないと思っている」と陳謝した。

大学理事会が設ける第三者委員会は不正入試と取り消しについて理事長らの責任を認定し、久野理事長は10月から12月まで1カ月の給与の3割を、福原紀彦中大総長・学長は同1割を自主返納する。田中校長の処分は今後検討する。

記者会見での説明によると、久野修慈理事長が同大OBの知人から「孫が受験する」と聞き、1月に田中校長に受験生の名前を伝えた。入試は2月1日から3日までの3回行われ、久野理事長は1日の夜に合否について田中校長に問い合わせた。

受験生が合格基準点に達しておらず不合格になったことを田中校長が伝えると、2日にも久野理事長から受験生が2回目の受験をする旨の連絡があった。

受験生は再び合格ラインを下回ったが、田中校長の判断で合否判定会議で合格させた。理由については「横浜山手に対する理事長の支援を忖度(そんたく)した」と説明した。久野理事長は「連絡は社会通念のあいさつの範囲であり、発言が影響したとは思っていない」と圧力をかけたことは否定した。

その後大学側に「不正な合格があった」と内部告発があり、福原中大総長・学長は合格取り消しを要求。同中学は3月上旬に受験生に合格取り消しを通知した。

中大横浜山手中は2010年に中高一貫の女子校から同大の付属校となり、今春から共学化した。来春には横浜市都筑区に移転し、中大付属横浜中学・高校に校名を変更する。

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