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県立川崎高生徒がミツバチ飼育に挑戦/川崎

社会 | 神奈川新聞 | 2012年9月21日(金) 10:46

譲り受けたミツバチの巣箱を取り囲む環境委員会の生徒ら=川崎区の県立川崎高校
譲り受けたミツバチの巣箱を取り囲む環境委員会の生徒ら=川崎区の県立川崎高校

ミツバチをシンボルにしたユニークな環境プロジェクトが、県立川崎高校で進められている。9月上旬から生徒が校内で飼育に挑戦。生息に適した環境を整えるため、順次校内やまちなかを草花で彩る計画だ。成功すれば蜂蜜の収穫も見込め、生徒らの楽しみの一つにもなっている。

プロジェクトに携わるのは、同校環境委員会の生徒たち。ミツバチ班を設け、18人で活動している。県立高校でミツバチの飼育に取り組んでいるのは現在、同校のみという。

プロジェクトの立ち上げは、2010年春だった。その10年ほど前から、校内のプール脇の大木にミツバチが営巣しており、これを活用しようと着目した。

「まちなかでミツバチを飼育することが、環境を考えることにつながるはず」と担当教諭の羽角章さん。「環境活動は楽しくやらないと続かない。緑のカーテンだって、実が楽しめるでしょう」。蜂蜜は絶好の産物だった。

ところが、わずか1カ月足らずでプロジェクトは頓挫した。肝心のミツバチが巣を放棄して失踪。原因は不明という。シンボル不在に困った生徒らは、日本在来種みつばちの会に相談。同会の仲介で10年9月、千葉県香取市内の一般住宅に営巣したミツバチを巣ごと譲り受けた。

試練は続いた。順調に飼育が進むかに思えた1年後、今度は天敵のオオスズメバチに巣が襲われた。さらにガの幼虫スムシに内部を食い荒らされる被害もあり、ミツバチは巣を放棄して飛び去ってしまった。

3度目の機会が訪れたのがことし9月。「また巣を作られて困っている」。香取市の住人から再び連絡があり、学校に新たなミツバチがやってくることが決まった。

生徒らの主な仕事は、巣箱の掃除。前回までの反省から、頻繁に清掃するつもりだ。併せて、ミツバチの活動に欠かせない花の植栽もまずは校内で進めていく。ミツバチの行動範囲は3~4キロとされ、今後は地域にも協力を呼び掛けていくという。「好きこそものの上手なれ。まずはミツバチと仲良くなりたい。それが学校中の生徒に広まれば」と3年生の副委員長(18)。3年生の委員長(18)は「県内でもめったにない挑戦。これをモデルケースに他校にも広がってくれれば」と期待している。

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