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ヘビメタと「宮前兄妹」がコラボ、脱法ドラグ撲滅動画やポスター制作/川崎

社会 | 神奈川新聞 | 2012年9月20日(木) 13:52

脱法ドラッグの撲滅を訴え、区内の中学校などに張られているポスター
脱法ドラッグの撲滅を訴え、区内の中学校などに張られているポスター

脱法ドラッグ撲滅に向けて、川崎市宮前区が一風変わった取り組みを進めている。ヘビー・メタル(ヘビメタ)のミュージシャンや同区のマスコットキャラクター「宮前兄妹」をコラボさせて、「絶対ダメだ!」と呼び掛ける動画やポスターを制作。意外性のある組み合わせで注意を引きつけ、青少年の健全育成を図っていこうという狙いだ。

同区30周年の記念事業の一環で動画などを制作した。ヘビメタバンド「セックス・マシンガンズ」が今年1月にシングル「雨の川崎」をリリースした縁で、同区がリーダーのアンチャンに協力を依頼した。

脱法ドラッグの撲滅を訴える動画は約1分。アンチャンが曲に合わせて「嫌なニオイはもとから断たなきゃダメ」「心と身体のメンテナンス」などと叫び、宮前兄妹の着ぐるみが「脱法ドラッグ」と書かれた黒い箱を蹴るという内容。

意識がもうろうとした若者が搬送される冒頭のシーンでは、宮前消防署の救急隊員が実際に出演。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開しているほか、区役所のロビーでも放映している。同様のメッセージを伝えるB3サイズのポスターも千枚作成し、区内すべての中学・高校の教室内や、自治会や町内会の掲示板に張られているという。

麻薬に似た幻覚症状や興奮作用のある脱法ドラッグは、吸引すると吐き気や意識障害などの健康被害や異常行動を引き起こす危険性があるが、ハーブやお香などと称して販売され、若者を中心にまん延しつつある。県警薬銃対策課によると、今年1月から8月までの取り扱いは県内で約130人、そのうち未成年、20代が7割近くを占めているという。

「区内での搬送事例は少ないが、先手を打ちたかった」と同区の担当者。「意外性で若者の関心を引きつけたい。自治体がヘビメタを活用して青少年を育成するのはおそらく全国で初めて」と話している。

英語で重金属を意味するヘビーメタルと音楽のヘビメタをかけて、同区は8月、「宮前重金属発掘計画」というプロジェクトを立ち上げた。脱法ドラッグの撲滅もその一つ。同計画のホームページでは、ほのぼのとした宮前兄妹が、派手なヘビメタファッションに身を包んだ姿を見ることができる。

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