鎌倉市坂ノ下の御(ご)霊(りょう)神社(小林孝男宮司)で18日、恒例の面(めん)掛(かけ)行列が行われた。鬼やおかめなど10の面をつけた面掛衆と氏子ら100人以上が近くの通りをゆっくりと練り歩き、除災招福と五穀豊(ほう)穣(じょう)を祈った。
同神社の例大祭の神事で、県の指定無形文化財。鎌倉開拓の祖と伝えられる平安時代の武士、鎌倉権(ごん)五(ご)郎(ろう)景(かげ)正(まさ)の命日に毎年、行われている。
雨で木製の面がぬれるため中止の懸念もあったが、出発時にはやみ、大勢の観光客らを喜ばせた。
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