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「横浜らしさ」を探ろう、研究者らがシンポジウム開催へ/神奈川

社会 | 神奈川新聞 | 2012年8月15日(水) 16:07

横浜の文化を研究する学芸員や学者らが連携し、横浜らしさを探るシンポジウム「『日本』・『西洋』イメージと発信地ヨコハマ」が26日、横浜市中区のヨコハマ創造都市センターで開かれる。研究者らによる「横浜異文化表象研究会」(井上由佳代表)と文教大学国際学部の主催。

開港以来、独自の文化を築いてきた横浜は、貿易や建築などさまざまな分野で研究されてきたが、それらに共通する「横浜らしさ」があるはずだとして、各分野の研究者が連携。それぞれの専門知識を照らし合わせて探ろうと、2年前に同研究会が発足した。今回のシンポジウムは中間報告となる。

同研究会事務局で文教大非常勤講師の野呂田純一さん(40)によると、横浜は開港後、外国人への土産物として売られた「横浜絵はがき」を通じて、「サムライ」などの日本のイメージを海外へ発信する地だったという。

一方で明治以降の日本の小説で、居留地などの風景が憧れの対象として描かれるなどしたことから、横浜は日本に欧米を好印象で紹介する役割を果たした地でもあるという。そのため横浜自体にもよいイメージが根付いたと分析している。

しかし、関東大震災と横浜大空襲でその風景は一変。戦後は密輸などの舞台として港を中心に危なげな雰囲気も漂った。1970年代後半になると、ハマトラブームで元町商店街が再び脚光を浴び、80年代からはみなとみらい21地区の整備も進んで、近未来的なイメージも加わった。

このような歴史から、「横浜には異国情緒から近未来風景まで、幅広いイメージが混在しているのが現状」と野呂田さんは指摘。それでも「その根底には何か必ず共通する気質のようなものがあるはず」(野呂田さん)として、シンポジウムを通じて探りたい考えだ。

「古き横浜における『ハマらしさ』とは」と題し、作家の山崎洋子さんらによる座談会が行われる第3セッション(午後3時20分~5時20分)のみ一般公開。第1セッション「『日本』イメージの発信地としてのヨコハマ」(午前11時10分~午後0時35分)、第2セッション「『西洋』イメージの発信地としてのヨコハマ」(午後1時35分~3時)は研究者と大学生対象。第1・2のみ19日までに要事前予約。予約はメール(yokohama@shonan.bunkyo.ac.jp)。

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