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木々恵みから根付け、木工飛行機愛好家の70代コンビが実や種でカエルやリス制作/相模原

社会 | 神奈川新聞 | 2012年8月4日(土) 11:05

カエルやフクロウをかたどったものなど、2人が手作りした根付けの作品の数々
カエルやフクロウをかたどったものなど、2人が手作りした根付けの作品の数々

木工飛行機を愛する70代コンビが、木の実や種を材料に根付け作りにいそしんでいる。飛行機を飛ばすため公園に通ううち、「地面に転がる木々からの贈り物に気づいた」。一つ一つに表情を持つさまざまな木の実に囲まれ、2人の創作意欲はふくらむばかりだ。

フクロウやカエル、リス…。複数の木の実が連なった根付けも。テーブルに広げられた作品はどれも自然が持つ形や色、風合いを生かしている。

「実を拾った瞬間、作品のイメージがひらめくんですよ」。そうほほ笑むのは、相模原市中央区に住む野口靖夫さん(72)。

5年前から「バルサプレーン」と呼ばれる木工飛行機の趣味仲間で、近くに住む柴崎利雄さん(76)と制作し始めた。公園で飛ばした飛行機を拾ううち、落ちていたハナモモの種を見つけたのが契機。ごつごつした表面の造形、情趣ある茶褐色の色味…。「身の回りに置いて友にしたい」との衝動に駆られた。

事務機メーカーや板金会社の技術者だった2人は、工作はお手の物。小さな種でもドリルで精密に穴を貫き、表面を滑らかに削り出していった。

「新作を作り人を驚かせることが楽しみになった」と柴崎さん。「花や希少植物と違い、見過ごされがちだが、魅力にあふれた種の存在を再認識してほしい」。そんな思いから親族や知人に無料で配った。

野口さんも「日常の中に目を凝らせば面白いものはたくさんある」と言葉を重ねる。「僕らの作品を見たことがきっかけで、そんなことに気づいてもらえたらうれしい」。現在、2人の作品が同市南区麻溝台の市立相模原麻溝公園の管理事務所1階で無料展示中だ。9月30日まで。新作を含む65点が並んでいる。問い合わせは、同事務所電話042(777)3451。

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