
国内外のカブトムシやクワガタムシなどを集めた「夏休み特別昆虫展」が2日、川崎市川崎区の川崎信用金庫本店で始まった。昆虫に直接触れることも可能で、子どもたちが珍しい虫たちに目を輝かせた。3日まで。
企業の公認クラブとしては珍しい同信金昆虫研究会の主催。都市化の進んだ川崎の子どもたちに昆虫と触れ合う機会を提供しようと、ことしで12回目を迎えた恒例の催しだ。
カブトムシ・クワガタムシ16種、チョウ5種のほか、スズムシ・マツムシなどの「鳴き虫」も展示。子どもたちの一番人気はやはりカブトムシとクワガタムシで、世界最大のヘラクレスオオカブトや体が七色に光るニジイロクワガタ、手のひら大のゾウカブトムシの幼虫などに見入っていた。
また、研究会の部員らが作製した標本や写真パネルなども展示された。
小学6年生の星野拓海君(12)は「カブトムシの角とか、立派な姿が好き。いろいろな写真を撮って、自分のコレクションにしたい」と話していた。
午前9時から午後4時まで。3日は先着30人の子どもに、オオクワガタをプレゼントする。
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