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市所有の老朽化施設、廃止や民営化の検討が本格化/三浦

社会 | 神奈川新聞 | 2012年7月26日(木) 11:26

2012年度末での廃止の方針が決まった勤労市民センター=三浦市天神町
2012年度末での廃止の方針が決まった勤労市民センター=三浦市天神町

三浦市で市有施設の運営をめぐり、廃止や民営化を含む譲渡の検討が本格化している。老朽化に伴う大規模修繕といった将来負担が見込まれるなどのためだが、市民活動や歴史・文化伝承の拠点施設もあり、市には丁寧な説明が求められている。

検討が本格化しているのは、勤労市民センター(同市天神町)、白秋記念館(同市三崎町城ケ島)、三崎地区の海業施設。

このうち、勤労市民センターは5月に2012年度末での廃止の方針が決定。1985年に完成し、近年は主に三崎地区でのサークル活動の拠点として利用されてきたが、利用者が減少したり大規模な修繕が必要になったりしたためという。

これを受け、市には34団体と3317人が署名した存続を求める陳情書が提出された。月に2回、同センターでの障害者向けゲートボール教室にボランティアで参加する宮内寿夫さん(79)は「エレベーターがあって体が不自由な人でも利用しやすい。ほかの施設は遠く、なくなると困る」と話す。市は29日まで市民向けの説明会を開いており、「廃止しても、代わりの施設を紹介できるように努力したい」(市商工観光課)という。

三崎ゆかりの詩人・北原白秋(1885~1942年)の功績を展示する白秋記念館の検討も進む。同館は1960年に完成し、現在は約1900点の資料を保管・展示。三崎地区に滞在して「城ケ島の雨」などの作品を残した白秋の足跡を紹介している。

市教委生涯学習課は「白秋の三崎での功績を後世に伝えていくことは重要だが、現状の建物は古く、建て替えも難しい。『器』にこだわらず検討したい」としている。12日には懇談会を開き、地元や関係者の意見を聞いた。今後も意見交換を重ねて8月末までに方針を決める予定だ。

朝市の会場やレストハウスとなっている三崎地区の海業施設(みさき海業センター、新港海業センター)についても「市で施設を保有しない方向にしたい」(市水産課)とし、8月末までに方針を決定するという。

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