
日本初の本格的な有人潜水調査船「しんかい2000」(全長9・3メートル、重さ24トン)が14日、新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸)に常設展示された。所有する海洋研究開発機構(横須賀市)から借り受けた。
1982年に相模湾初島沖で“デビュー”。2002年まで約1400回潜航した。液化した二酸化炭素の泡の自噴現象や石油を分解する菌を世界で初めて発見するなど、深海研究の発展に貢献した。
こうした成果や深海生物の標本のほか、訓練用の操縦席を展示する。問い合わせは、同水族館電話0466(29)9960。
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