県教育委員会は27日、児童約200人分の成績などが入ったUSBメモリーを一時紛失した横須賀市立望洋小学校の男性教諭(60)と、教務手帳などを紛失した県立大船高校の男性教諭(54)をいずれも戒告の懲戒処分にした。
県教委によると、同小教諭は2008年度以降、校長の許可を得ずに私物のUSBメモリーに児童や保護者の個人情報を記録、校外に持ち出し、昨年7月から同11月まで一時紛失した。また、同高教諭は昨年12月、約240人分の氏名と出欠、試験結果が記された教務手帳と採点済み解答用紙2枚を紛失。いずれも個人情報の悪用といった二次被害は確認されていないという。