
千葉県柏市で開かれた「全国選抜ジュニアテニス選手権大会」で優勝した大石真珠美さん(14)=南足柄市立南足柄中学校3年=が25日、同市役所を訪れ、加藤修平市長に喜びを語った。
大石さんは、同大会の14歳以下女子の部に2年連続で出場した。昨年は準決勝で敗退。雪辱を期して臨んだ今大会では、初戦を6―2、6―0で勝ち上がると、接戦となった準決勝でも「昨年のことがよぎった。何としても優勝したい」と奮闘。粘る相手を下し、その勢いのまま、栄冠をつかんだ。「昨年よりいい結果を残したいという気持ちが強かった」と振り返る。
加藤市長から「市民の誉れで素晴らしい」とたたえられると、「今まで感じたことがないほどうれしかった。家族や周囲の皆さんにお世話になっているおかげで優勝できた」と笑みを浮かべた。
3歳からビートテニスクラブ(中井町)でテニスを始め、現在も週6回の練習を続けているという大石さん。「今大会で課題もみえた。レベルアップを図り、次の大会でもいい成績を残せるよう頑張りたい」と話した。
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