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平和の尊さ次代へ、都筑区の中学生が横浜大空襲を朗読劇に/横浜

社会 | 神奈川新聞 | 2012年5月25日(金) 12:13

横浜大空襲を題材にした朗読劇の練習に励む市立川和中学の演劇部員たち=横浜市都筑区富士見が丘
横浜大空襲を題材にした朗読劇の練習に励む市立川和中学の演劇部員たち=横浜市都筑区富士見が丘

1945年5月29日の米軍機による無差別爆撃で壊滅的な被害が出た「横浜大空襲」を題材にした少女マンガを、横浜市立川和中学校(同市都筑区富士見が丘)の演劇部が朗読劇にした。「平和の尊さを語り継ぎたい」との思いを込め、かながわ県民センター(同市神奈川区鶴屋町)で6月3日に上演する。

ラジカセから流れる空襲警報のサイレン。「早く防空壕(ごう)へ」「逃げろ」。台本を手に、真剣な表情でセリフを読み合わせする部員たち。約30分間の通し練習後、顧問の山田容弘教諭(53)は「客席に届くようにもっと大きな声を出して」とげきを飛ばした。

原作は、いしかわまみさんの「1945年 10代の戦争 原爆・横浜大空襲編」。米国人と日本人を両親に持つ少女、小早川祥子が偏見を受けながらも、同級生らとの交流を通じて命の大切さや平和の尊さを再認識する物語だ。山田教諭が構成・脚本を手掛け、朗読劇に仕立てた。

台本には焼夷(しょうい)弾や高射砲、機関砲、機銃掃射など部員たちには聞き慣れない言葉も多い。山田教諭は「過去の悲惨な出来事を知り、戦争を知らない世代が平和のありがたみを語り継いでいかなければいけない」とその狙いを語る。

今月上旬から練習を始め、ほぼ毎日、放課後の午後3時から同6時まで熱のこもった練習を重ねる。「当たり前のことが当たり前でない時代。普通の生活が送れる幸せを感じます」と部長の井上萌衣さん(14)。主役の祥子を演じる向井のどかさん(14)は「焼け野原から横浜を復興させた、人の強さを表現したい」と話す。

「平和のための戦争展inよこはま」(27日、31日~6月3日)の一環。公演は6月3日午後1時半から。東京大空襲・戦災資料センター主任研究員の山辺昌彦さんらによる講演会(資料代500円)も行われる。問い合わせは、同実行委員会電話045(241)0005。

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