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沖縄の復帰40周年祝う、5月に伝統芸能の公演開催へ/横浜

社会 | 神奈川新聞 | 2012年4月23日(月) 11:26

沖縄復帰40周年の記念公演「嘉例~」で披露される琉球舞踊
沖縄復帰40周年の記念公演「嘉例~」で披露される琉球舞踊

沖縄の復帰40周年を伝統芸能などで祝う公演「嘉例(かり)~」が5月12日、横浜市中区の神奈川芸術劇場で開かれる。プロデューサーの池原弘美さん(53)=沖縄県読谷村=は神奈川県で暮らした経験から、「沖縄出身者の多い神奈川でもぜひ祝いたい」と公演を企画した。昨年末に末期がんで余命3カ月と宣告された池原さんだが、公演当日は会場に訪れたいと治療に励んでいる。

池原さんは1998年まで14年間、川崎市高津区で過ごした。故郷を遠く離れて暮らす日々、新聞で「沖縄」の文字を見るだけでうれしく、心強かった。そして神奈川には沖縄をルーツとする人々が多く住んでいることも知った。

72年5月15日に沖縄が日本に復帰してからことしで40周年を迎え、沖縄では記念イベントが多数予定されている。池原さんは「神奈川でもぜひ祝いたい」と県内での公演を提案。沖縄の方言で「おめでたい」を意味し、現在は乾杯のあいさつに使われている「嘉例」と銘打って企画した。

だが昨秋、急に体重が減るなどしたため検査を受けたところ、ぼうこうがんと診断された。さらに精密検査を進めると、肺と肝臓への転移も判明。12月には医師から「余命3カ月」と宣告されたという。

絶望してふさぎ込んだ時期もあったが、「この公演だけは成功させたい」と奮起し、抗がん剤治療を受けながら準備を進めている。スタッフが病院に週2回集まって企画会議を開くほかは、病床からメールで指示を送っている。

公演では、若手歌手の与那覇徹さんが古典琉球音楽、沖縄民謡歌手の古謝美佐子さんが創作民謡を披露するほか、琉球舞踊のステージもある。沖縄出身の俳優藤木勇人さんが司会を務めるとともに、沖縄の40年の歩みを語る。

池原さんは「神奈川の沖縄出身者に楽しんでもらうと同時に、沖縄県外の公演を通して、日本国中に復帰40周年を知ってもらう機会にしたい」と意気込んでいる。

開演は午後2時。正午から開場し、ロビーで琉球舞踊や音楽を披露したり、沖縄特産品を販売したりする。

入場料3900円、小学生以下無料。定員1300席で完全予約制。予約と問い合わせは、YYカンパニー電話098(989)5856=午前10時~午後5時、日曜日・祝日休み。

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池原弘美さん
池原弘美さん

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