
オフィスビルと商業施設でなる複合施設「ダイバーシティ東京」が19日、東京都江東区青海に開業する。コンセプトは「劇場型都市空間」。アパレルや雑貨、飲食店、「ガンダムフロント東京」をはじめとするエンターテインメント施設で構成。国内外から大勢の客が訪れる東京臨海副都心で東京の新名所を目指す。
三井不動産が開発を手掛けた。施設前にそびえ立つ全長18メートルの「ガンダム」立像が目印だ。オフィスビルは地下1階地上21階建てで、敷地面積は6万4880平方メートル。
商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」は地下1階地上9階建てで、敷地面積約14万平方メートル。ヤングファミリー層やカップルなどをターゲットとし、来年3月末までの売上高目標は300億円。年間来街者数は2500万人を見込む。
店舗数は154。このうち、日本初出店は北米発のカジュアルファッション「OLD NAVY」など4店舗。高感度のファッションブランドがずらりと並ぶほか、新進クリエーターが手掛けたショップを集結させたエリアも。
エンターテインメント施設も充実。ガンダムの世界が体感できる「ガンダムフロント東京」のほか、ボウリング場、カラオケ、ライブホールなどを備えた。
17日に記者会見した三井不動産の飯沼喜章専務は「非日常を味わえるオンリーワンの施設を目指した。東アジアを中心に、海外からのお客さまにも支持される東京の新名所となるよう注力したい」と強調した。
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