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エコな仏料理召し上がれ、新鮮野菜にこだわったレストランが11日にオープン/茅ケ崎

社会 | 神奈川新聞 | 2012年4月8日(日) 21:31

フレンチレストランの裏手にできたばかりの畑を前にする原さん(右)と猪狩さん=茅ケ崎市柳島
フレンチレストランの裏手にできたばかりの畑を前にする原さん(右)と猪狩さん=茅ケ崎市柳島

厨房(ちゅうぼう)から出る生ごみを全て堆肥(たいひ)化し、敷地内の畑に入れ、そこで育った新鮮野菜をメニューで出す。そんな新しい仕組みを取り入れたフレンチレストランが11日、茅ケ崎市柳島の住宅街にオープンする。敷地内で生ごみを循環させるレストランは県内でも珍しいという。

「これ、ルッコラ。食べてみて。味が濃いでしょ。力強いんですよ」

取ったばかりの野菜を手にするのは、シェフの原信行さん(33)。高校を卒業し出身地の山口県下関市内にあるフレンチレストランで修業。上京し、東京・六本木や青山、銀座などで腕を磨いた後、茅ケ崎市内のフレンチレストランで料理長を3年務めた。

これまでも無農薬野菜にこだわってきた。「農薬を使うと野菜本来の味が薄くなる。堆肥を入れるのは手間がかかるけど、土がよくなって野菜がおいしくなるんです」。有機農法を取り入れている農家に足を運び、いまも畑作りを勉強中だ。

レストランでの生ごみの堆肥化の流れはこうだ。

厨房からは、毎日35キロほどの生ごみが出る。野菜くずのほか、スープを煮込んだ後に出る魚や肉の骨が多い。「牡蠣(かき)の殻なんかもいい肥料になるみたいです」と原さん。これを建物裏に設置した業務用の処理機に入れる。生ごみの量は数日で2割程度にまで減るという。

フレンチレストラン「ル ニコ ア オーミナミ」を経営するのは、茅ケ崎市のハウスメーカー「エバーグリーンホーム」の猪狩裕一さん(43)。「レストランの間取りを、子どもが一緒にフレンチを楽しめる造りにした」という。

200平方メートルほどの畑に、サニーレタスにグリーンカール、ロメインレタス、ピンクロッサなどを栽培する。植えたばかりのソラマメも成長中だ。「ソラマメは若いのを、取ってすぐがおいしいんです。ここなら夕方収穫して夜出せる」

フェンネルや、つぼみを食べるアーティチョークなど、珍しい食材も自前の畑で育てる。「近所の子どもたちと芋掘りして料理し食べるイベントも企画したい。畑で育った野菜を食べる楽しさも伝えられたら」。暖かな春の日を受け、シェフは小さな畑を耕していた。

同店は茅ケ崎市柳島2丁目。問い合わせは電話0467(88)0373。

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