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幕末の海防読み解く200点、江戸湾警備の肥後藩紹介/横須賀

社会 | 神奈川新聞 | 2012年3月16日(金) 22:25

肥後藩が作成した絵図について来場者に解説する杉本代表(左)=大津コミュニティセンター
肥後藩が作成した絵図について来場者に解説する杉本代表(左)=大津コミュニティセンター

幕末期に江戸湾(東京湾)の警備を命じられ、横須賀の大津陣屋に常駐し任務にあたった肥後藩の足跡を紹介する企画展「黒船来航 火の国熊本から大津陣屋へ」が16日、京急大津駅前の大津コミュニティセンターで始まった。横須賀市大津観光協会の主催で、市民団体「大津探訪くらぶ」が企画。初日は朝から100人近い来場者が訪れ、貴重な資料を見て回った。19日まで。

幕末期、日本近海には通商を求める異国船がたびたび出現するようになり、海防強化が重要視されていた。1842(天保13)年に江戸湾口の警備を命じられた川越藩が、現在の県立横須賀大津高校周辺にあった大津陣屋を建設。53年のペリー来航後は肥後藩に警備任務が引き継がれた。

会場では、肥後藩士の子孫から提供を受けた200点近くの関連資料を展示。肥後藩士による熊本から大津陣屋に到着するまでの道中記などを解読文とともに紹介。2度にわたり遭遇した安政の大地震の被害状況などを克明に記録しており、苦難を乗り越えた藩士の姿を読み取ることができる。

このほか、観音崎の砲台などに配備された大砲の大きさなどが詳細に記された肥後藩作成の絵図3点の写真を、解読図とともに関東で初公開している。同団体の杉本幸三代表(67)は「幕末の海防史は解明されていないことが多いので、企画展でぜひ関心を高めてほしい」と来場を呼び掛けている。

入場自由。午前10時~午後4時。問い合わせは、同観光協会電話046(836)3531。

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