1. ホーム
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 白秋の童謡で安らぎを、愛好家らが没後70年でまつり初開催へ/小田原

白秋の童謡で安らぎを、愛好家らが没後70年でまつり初開催へ/小田原

社会 | 神奈川新聞 | 2012年3月7日(水) 17:03

「白秋の童謡なら何曲でも口ずさめる」とうれしそうに話す田中さん=小田原市南町の白秋童謡館
「白秋の童謡なら何曲でも口ずさめる」とうれしそうに話す田中さん=小田原市南町の白秋童謡館

詩人・北原白秋にゆかりのある小田原、三浦、平塚市と生誕地の福岡県柳川市の白秋愛好家が中心となって、30、31の両日、小田原で「湘南白秋まつり」を開催する。没後70年に合わせた初の試みで、主催者は「白秋の童謡は安らぎを与えてくれる。今のような時代だからこそ、多くの人に聴いてほしい」と準備に励んでいる。

愛好家の橋渡し役となったのは「小田原の文学に光と風を送る会」の田中美代子代表(87)。昨年9月に訪れた柳川で、30年間にわたり白秋研究を続けている柳川観光大使の原達郎さん(68)と意気投合し、念願だった話題が持ち上がった。

田中さんは15年ほど前から、小田原市内の小中学校教諭に、白秋と小田原のつながりを紹介する機会を設けてきた。

白秋は33歳から8年余りを小田原で過ごし、「待ちぼうけ」や「からたちの花」といった数多くの童謡作品を創作した。市内には「白秋童謡館」(同市南町)をはじめ、家族で好んで歩いたという散策路などが残されている。

しかし、こうしたエピソードを知らない教諭が年々増え、田中さんは危機感を覚えた。「子どもに童謡を教える機会が減り、白秋との接点が失われている。小田原にある資源をもっとPRしなければならないと思いました」。昨年10月ごろから原さんらと準備に取りかかると、代表作「城ケ島の雨」の舞台となった三浦に拠点を置く「三崎白秋会」のメンバーがすぐさま呼応。1月に発足した「湘南平塚白秋の会」も輪に加わり、実行委を組織してアイデアを練ってきた。

まつりはシンポジウムと各種イベントで構成。シンポでは、原さんの講演と田中さんらによるパネルディスカッション、白秋作品の合唱などを行う。小田原ガイド協会の案内で白秋の足跡をたどる「文学散歩」は両日開催。白秋童謡館では、「からたちの花」のモデルとなった木の「4代目」という苗木を原さんから譲り受け、同館の庭に植樹する計画を立てた。

参加無料。シンポは31日午後1時から小田原市民会館で。問い合わせは、小田原市立図書館電話0465(24)1055。

【】

北原白秋に関するその他のニュース

社会に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング