
横浜市都筑区の住宅に押し入った男(68)が家人の県警巡査部長に取り押さえられ、約4時間半後に死亡した事件で、県警は31日、司法解剖の結果、男の死因は急性心機能障害だったと発表した。目立った外傷はないという。
家人の警官が取り押さえた男死亡 強盗目的で住宅侵入疑い
県警によると、男は30日未明、住宅に押し入り、巡査部長の母親の首を絞め「金を出せ」などと脅した。母親が長男の巡査部長に助けを求め、巡査部長が取り押さえた。通報で都筑署員が駆けつけた際、男は心肺停止状態で、病院に搬送されたが死亡した。
巡査部長は取り押さえた際の様子について「(男が)動けないように、腕と肩を押さえた」などと話している。県警は男を強盗未遂容疑などで捜査している。