東京方面からの電車を逗子まで乗り過ごした男が、盗んだ自転車で深夜に高速道路に迷い込んで走行していたところを発見され、その後に窃盗容疑で逮捕された。そのまま東京方面まで戻るつもりだったという。
窃盗の疑いで、7日に逗子署に逮捕されたのは、いずれも自称でタイ国籍の住所不定、無職の男(24)。逮捕容疑は6日午後3時ごろから7日午前2時35分ごろまでの間、逗子市内のパート女性(56)宅敷地内で自転車を盗んだ、としている。7日未明に「横浜横須賀道路を自転車で走行している人がいる」と目撃した男性から110番通報があり、署員が調べたところ、盗難自転車と発覚。署によると、同容疑者は容疑を認めている。
県警高速隊が発見した際は、横横道路下り線の逗子インターチェンジ(IC)─横須賀IC間の路側帯にいたが、下り線を逆走していたという目撃情報もあるという。同容疑者は「逗子まで乗り過ごし、東京方面まで帰るつもりだった。道に迷って(高速道路の)中に入ってしまった」と供述しているという。