11日午前11時20分ごろ、秦野市横野の市道で、走行していたごみ収集車の助手席から、開成町内に住むアルバイトの男性(77)が転落した。男性は頭を強く打ち、意識不明の重体。
秦野署によると、男性は市から可燃物収集を委託されている市内の収集運搬業者に勤務。次の収集場所に向かう途中、緩やかな下り坂の右カーブで転落した。助手席側のドアが閉まっておらず、振り落とされたとみられる。運転手の男性(78)が119番通報した。
署は安全管理に問題があったとみて、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑も視野に、業者から事情を聴く方針。また市は委託業者に安全管理を徹底するよう呼び掛ける。