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京急衝突事故
遮断機接触もトラック前進か 7日昼ごろの運転再開目指す

事件事故 | 神奈川新聞 | 2019年9月6日(金) 21:45

クレーンで引き上げられ、大きく傾いた状態からら線路に戻された1両目の車両=6日午後9時半ごろ、横浜市神奈川区
クレーンで引き上げられ、大きく傾いた状態からら線路に戻された1両目の車両=6日午後9時半ごろ、横浜市神奈川区

 横浜市神奈川区の京急線の踏切で快特電車と大型トラックが衝突し、トラックの男性運転手が死亡、乗客ら35人が負傷した事故で、トラックが踏切に進入した際、荷台部分に遮断機が当たったにもかかわらず、そのまま前進を続けたことが6日、県警への取材で分かった。県警は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、死亡した運転手(67)が勤務していた千葉県香取市の運送会社を家宅捜索。運転日報など約60点を押収し、勤務状況や運行ルートを含め、事故原因を調べる。

 捜査関係者によると、トラックは線路沿いの幅約3・8メートルの側道から右折して踏切に進入。監視カメラには、踏切に運転席部分だけが入った状態で1、2分ほど停止するトラックが写っていた。その後、踏切に徐々に進入する際に遮断機が下り始め、荷台に当たったが、そのまま進行。踏切に車体全体が入った後も数秒停止し、動きだした直後に電車と衝突したという。

 運送会社によると、今回通行した側道は、会社が教えたルートとは違っていたといい、運転手が道を間違えた可能性もある。

 京急電鉄によると、トラックは当初、踏切とは反対方向に左折を試み、居合わせた同社員が後方確認を手伝った。その後、左折を断念したが、警報音が鳴っている状態で踏切に右折しようとしていたため、社員が非常停止ボタンを押した。

 同社によると、現場の踏切には障害物を検知すると発光信号機の点滅で運転士が異常を認知する装置がある。踏切から600メートル離れた地点で運転士が点滅に気付きブレーキを掛ければ、現場での快特電車の走行速度(時速約120キロ)でも踏切前で停止できる設計という。運転士は点滅を確認し非常ブレーキを掛けたが間に合わなかったと説明。運輸安全委員会や県警は、どの地点でブレーキを掛けたのかなどを調べる。

 事故は5日午前11時45分ごろ発生。青砥発三崎口行きの下り快特電車(8両編成、乗客約500人)がトラックに衝突し、1~3両目が脱線した。県警によると、けが人は2人増えて35人となった。京急は大型クレーンなどで事故車両の撤去作業を実施。京急川崎-横浜間の上下線が運休しており、7日昼ごろの運転再開を目指している。

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