平塚市民病院(平塚市南原)は6日、病院敷地内で式典会場の準備作業中に木製パネルが倒れ、来院中の80代女性がけがを負ったと発表した。
同病院によると、5日午後1時半ごろ、委託業者が搬送した資材を歩道に面した植え込みに荷下ろししていたところ、高さ2・7メートル、重さ15キロの木製パネルが風にあおられ、歩道側に倒れた。通院のため歩行中だった女性に当たり転倒、女性は肋骨(ろっこつ)を折り、右肩脱臼などのけがを負って入院した。
同病院の開設50周年を祝い、16日に行われる記念樹除幕式の会場設営が行われていた。同病院は今後、作業エリアを歩行者と分けるよう徹底し、誘導員も配置するとしている。