23日午前6時25分ごろ、JR東海道線の国府津発高崎行き上り普通電車が大船駅(鎌倉市)手前で貨物線の線路に誤って進入し、同線は東京-熱海間で一時運転を見合わせた。
JR東日本横浜支社によると、通常の信号と異なっていたため、運転士が東海道貨物線の線路に進入。すぐに気付き停車させたが通常の線路には戻れず、指令所の指示を踏まえて約20分後に運転を再開し、横須賀線の線路を経由して武蔵小杉駅(川崎市中原区)に停車した。途中駅で降車予定だった乗客には同駅で乗り換えを案内した。
上下線11本が最大約30分遅れ、約1万5千人に影響した。