茅ケ崎市の会社員の男性(55)が自宅敷地で刺殺され、神奈川県警が殺人の疑いで大阪府出身の住所不定、職業不詳の男(50)を逮捕し、29日で1週間。男が男性宅を訪れた際に、工事関係者を装っていたことが28日、県警への取材で分かった。その後、胸部などを刃物のようなもので刺したとみられ、県警が動機や経緯を慎重に調べている。
県警によると、男はベージュ色の作業着、頭部に白いタオルを巻き、白マスク、眼鏡を着用し、インターホンで男性を呼び出した。県警や付近住民によると、事件の数日前に、現場近くで水道工事が行われていた。県警は男が事前に周辺を下見し、工事関係者を装うことを考えた可能性もあるとみて捜査している。