交流サイト(SNS)で知り合った女子中学生の自殺の手助けをしたとして会社員の男(28)=さいたま市緑区=が再逮捕された事件で、男が過去にSNSで自殺志願者を募集するような書き込みを繰り返し、複数回にわたりアカウントを凍結されていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、男は調べに対し、「自殺志願者を募る投稿をし、複数回アカウントを凍結されたことがある」などと供述。SNSの運営会社から自殺を助長する内容の投稿とみなされてアカウントを凍結され、そのたびに新しいアカウントを作成していたとみられる。
さらに県警が男のアカウントなどを調べたところ、男が他にも自殺願望をほのめかす投稿をした複数人に接触を図り、実際にやりとりをしていたことが判明。男は「自殺願望のある少女をSNSで探していた」とも話しているという。