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横浜・中区のビル転落男、覚醒剤使用の疑いで逮捕

事件事故 | 神奈川新聞 | 2022年4月21日(木) 22:00

転落事故が発生したビル=1月21日、横浜市中区

 神奈川県警加賀町署は21日、覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで、横浜市保土ケ谷区峰沢町、無職の男(48)を逮捕した。男は1月、県警自動車警ら隊員に声を掛けられた後、「神奈川県建設会館」(同市中区)の屋上から転落し、骨折で入院。尿検査で陽性が判明したという。

 逮捕容疑は、1月上旬ごろ、県内またはその周辺で覚醒剤を使用した、としている。署によると、男は「覚醒剤を使ったことに間違いない」と供述し、容疑を認めている。

 署によると、同21日に同区松影町の路上で、挙動不審の男を自ら隊の隊員が発見、職務質問した。男は同会館に用事があると告げて中に入り、隊員は入り口付近で待機していたところ、男が屋上の柵を越えて落ちた。

 転落後、音に気付いて3階の窓から地上を見ていた40代の女性も誤って転落。女性は、2階の窓から様子をのぞき込んでいた30代男性に当たり、地上にいた別の30代男性にもぶつかり、男を含め計4人が負傷した。

 
 

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