私立藤嶺藤沢高校(藤沢市西富)の硬式野球部の練習中に部員に素手でノックを受けさせけがを負わせたとして、藤沢署は6日までに、傷害容疑で男性監督(47)を書類送検した。書類送検は5日付。
書類送検容疑は、昨年9月26日午後、1年生の男子部員(16)に素手でノックの打球を3球受けさせ、左手に全治3週間のけがをさせた、としている。調べに対し監督は「技術向上のためだった」などと供述し、容疑を認めているという。
同校は昨年10月10日付で監督を戒告処分とし、日本学生野球協会は同12月、部員への不適切指導で3カ月の謹慎処分とした。
同校野球部は1915年に創部し、85年、夏の甲子園大会に出場した。