国会審議中の入管難民法改正案を巡り、法改正の前提である難民認定手続きが適正に行われていない問題で、元難民審査参与員で国際法学者の阿部浩己・明治学院大教授は28日、約3900件もの不認定判断を下した参与員が申請者の出身国に関する情報をほとんど検討していないと国会で説明したことに「出身国情報に当たらずに難民該当性を判断するのは不可能だ」と指摘した。
阿部教授は…
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国会審議中の入管難民法改正案を巡り、法改正の前提である難民認定手続きが適正に行われていない問題で、元難民審査参与員で国際法学者の阿部浩己・明治学院大教授は28日、約3900件もの不認定判断を下した参与員が申請者の出身国に関する情報をほとんど検討していないと国会で説明したことに「出身国情報に当たらずに難民該当性を判断するのは不可能だ」と指摘した。
阿部教授は…