東日本大震災で避難所運営の責任者を務めた仙台市太白区の吉田亮一さん(65)は、自らの体験を基に自助や共助の大切さを全国各地で訴え続けている。学校や自治会などが一体となった地域防災の必要性を強調しており、2月には秦野市内で「まさかの災害が起きる時代。想定以上の備えを」と説いた。原点にあるのは、関東大震災を経験した祖母の日課だ。
2011年3月11日午後2時46分、…
秦野で講座開催 避難所の責任者、地域防災の必要性訴え
小中学校や幼稚園の教職員らに地域防災の要点を伝える吉田さん=2月6日、秦野市寿町のはだのこども館 [写真番号:1146821]