死亡の運転手を書類送検
社会 | 共同通信 | 2023年3月10日(金) 11:51
名古屋高速道路で昨年８月、大型バスが分離帯に衝突して横転・炎上、乗客ら９人が死傷した事故で、愛知県警は１０日、自動車運転処罰法違反（過失致死傷）容疑で、バス運行会社「あおい交通」（同県小牧市）の社員だった大橋義彦運転手＝当時（５５）＝を容疑者死亡のまま書類送検した。県警によると、事故直前に何らかの体調異変が起きたとみられる。
一方、名古屋北労働基準監督署は同日、運転手６人に三六協定を超える違法な時間外労働をさせたとして、労働基準法違反容疑で、あおい交通の営業所長と営業所の運行課長、法人としての同社を書類送検した。
