東京大空襲78年、犠牲者を追悼
社会 | 共同通信 | 2023年3月10日(金) 11:33
一晩で約10万人が命を落としたとされる東京大空襲から78年となった10日、犠牲者の遺骨が納められている東京都慰霊堂(墨田区)で法要が営まれた。遺族や参列者らは空襲の記憶継承を誓い、世界平和を祈願した。
主催した都慰霊協会の青山やすし会長はあいさつで、世界では紛争が続いているとして「平和を心から願うとともに、悲惨な出来事を風化させることなく将来の教訓として生かしていくのが私たちに課せられた使命だ」と話した。小池百合子都知事も追悼の辞を述べた。
新型コロナ感染対策で2020年から人数を制限しており遺族は代表のみだったが、今年は緩和され約40人が参加。秋篠宮ご夫妻も参列された。