G7広島サミットに向け、要人警護の訓練をする警察官=1月、広島市
5月19日から3日間、広島市で開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に向け、広島県警などが警備訓練を重ねている。期間中は交通量の半減を目指し、マイカー使用の自粛を求め、バスや路面電車の運行も削減される見通しだ。市はテロ対策として、平和記念公園近くの街路樹を約600メートルにわたり剪定した。市民生活への影響は避けられず「過度な警備や規制はすべきでない」との批判もある。
「G7広島サミットを考えるヒロシマ市民の会」の神部泰共同代表は「通勤や通学など市民生活に大きな妨げとならないように配慮してほしい」と話している。