世界経済フォーラムが2022年に発表した「男女格差報告」(ジェンダー・ギャップ指数)で、146カ国中116位と低迷する日本。世界的に遅れているジェンダー平等の現状をどう捉えるか。前横浜市長で、女性実業家の先駆者である林文子氏に聞いた。(聞き手・佐藤 百合)
─自身のキャリアを振り返り、日本のジェンダー平等について思うことは。
「私は結果的に管理職を続けて、社長にもなったが、周りは常に男性ばかりだった。今でも、女性の経営者は圧倒的に少ない。決して、平等になったという感じはしない」
─ジェンダー・ギャップ指数で、日本の経済分野の順位は、121位とさらに低い。何が課題か。
前横浜市長・林文子氏インタビュー 男女格差の課題を語る
自動車のセールスをしていた30代後半の林氏。女性実業家の先駆者となる原点だ(本人提供) [写真番号:1144941]
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