性暴力被害者らでつくる団体「STAND Still」が、写真を通じ、被害者の「声なき声」を社会に発信する取り組みを続けている。
女性たちの豊かな心の内を可視化することで、「被害者=暗くうつむく人」という根強い固定観念を拭い去るのが狙いだ。参加者にとっても、自身の心と向き合い、気持ちに気付くきっかけになり、精神的回復につながることもあるという。
夢、希望、決意…。一枚一枚の写真には…
「声なき声」を写真で発信 性暴力被害者の切なる思い投影
「STAND Still」が主催するワークショップ参加者の作品が飾られた写真展=ソレイユさがみ [写真番号:1144774]
夢 by 池田鮎美 Ⓒ2022 STAND Still All Rights Reserved [写真番号:1144771]
大藪順子さん「ワークショップでは自らの被害を語っても、語らなくてもいい。決定権があることがとても大切です」(本人提供) [写真番号:1144772]
大藪さんの作品「光」(©2022 Nobuko Oyabu All Rights Reserved) [写真番号:1144773]
春昼譚 by マリア Ⓒ2022 STAND Still All Rights Reserved [写真番号:1144775]