有識者でつくる川崎市差別防止対策等審査会は14日、在日コリアンが集住する市内の地名と民族を挙げ、排除・侮蔑するインターネット上の書き込みについて、市差別のない人権尊重のまちづくり条例で定めた拡散防止措置を取るべきヘイトスピーチに当たるとの判断を示した。ある地区の住民という特定集団を標的にした差別的言動が初めて対象に認定された。市は近く答申を受け、プロバイダー企業に削除要請する。
3件は同一の記述でネット掲示板の2ちゃんねると5ちゃんねる、匿名ブログに書き込まれていた。地名を明示した上、…
川崎市審査会「まち名指し」も対象 ネットヘイトの新類型
ネットヘイトの新類型を妥当と判断した川崎市差別防止対策等審査会=川崎市役所 [写真番号:1140358]
審議終了後、取材に応じる吉戒会長=川崎市役所 [写真番号:1140359]