新型コロナウイルス感染症を巡り、相模原市は9日、70~90代の男女3人が死亡、0歳~90代以上の194人が医療機関を受診し、新たに感染が確認されたと発表した。
70代男性は昨年12月30日、自宅で足の力が入りにくくなるなどの症状があり、市内の病院に入院して陽性が判明。1月3日にコロナ以外が原因で亡くなった。男性は基礎疾患があり、ワクチン接種歴は不明という。
別の70代男性は、他疾患で市内の病院に入院しており、昨年12月30日に陽性が判明した。1月4日にコロナが原因で死亡。男性は基礎疾患があり、ワクチン接種歴は不明という。
90代女性は他疾患で市内の病院に入院中、昨年12月26日に陽性が判明し、コロナ以外が原因で1月4日に亡くなった。女性は基礎疾患があり、ワクチンは4回接種していたという。
感染者の年代別の内訳は、30代が40人で最多。40代が29人、20代が25人、50代が22人、10代が19人、70代が17人、60代が15人、10歳未満が13人、80代が12人、90代以上が2人。
緑区の障害福祉サービス事業所で感染者8人が判明し、市は新たなクラスター(感染者集団)と認定した。