神奈川県警は4日、2022年の交通事故の発生概況を発表した。県内の死者数は113人(前年比29人減)で、統計が残る1948年以降で過去最少となった。21年は142人で初めて全国ワーストを記録したが、22年は大阪が最多となり、県は底辺から浮上した。県の減少幅は全国トップで、県警の関係者は「継続的に対策を続けていきたい」と強調した。
県警によると、事故の発生件数は2万1103件(同557件減)、負傷者数は2万4356(同706人減)だった。件数、負傷者数は1989年の平成以降、2番目に少なかった。