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刻む2022(12) 記者の視点=田中 大樹
沖縄復帰50年 聞こえる戦争の足音 本土での関心霧散

社会 | 神奈川新聞 | 2022年12月28日(水) 11:45

 今年のニュースを神奈川新聞記者が回顧する「刻む2022」。第12回は沖縄復帰50年。復帰の完遂はほど遠く、辺野古新基地建設を通して沖縄の今を探る。


(左から)金城さん、上間さん、島袋さん

 浜に下りると、重機の音が響いていた。東北のつち音は再生への希望が込められていたが、沖縄本島北部の辺野古では暴力的な破壊の象徴だった。

 12月14日、辺野古新基地建設を巡る埋め立て土砂の投入開始から4年となった。米軍キャンプ・シュワブに隣接する浜では抗議集会が開かれていた。

 どれほど反対の民意を重ねても政府は一顧だにしない。それでも絶望することなく声を上げ続ける沖縄に冷笑が浴びせられた。

 10月3日、反対運動の拠点となるシュワブのゲート前だった。「新基地断念まで座り込み抗議3011日」と記された立て看板の横で、「2ちゃんねる」の開設者ひろゆき氏は笑顔でピースサインをする写真とともに、「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」とツイッターに投稿した。

立て看板の制作者は

 
 
 

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