防衛力強化を目的に、岸田文雄政権が新たな「国家安全保障戦略」など安保関連3文書を閣議決定した。先制攻撃を可能にする「反撃能力」(敵基地攻撃能力)の保有を明記し、自衛隊の役割は拡大。他国領域のミサイル発射基地などを破壊することを可能にし、憲法に基づいて堅持してきた「専守防衛」はさらに形骸化される。戦後の安全保障政策からの大転換をどう見るか、軍事評論家の前田哲男さんに聞いた。(構成・柏尾 安希子)
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防衛力強化を目的に、岸田文雄政権が新たな「国家安全保障戦略」など安保関連3文書を閣議決定した。先制攻撃を可能にする「反撃能力」(敵基地攻撃能力)の保有を明記し、自衛隊の役割は拡大。他国領域のミサイル発射基地などを破壊することを可能にし、憲法に基づいて堅持してきた「専守防衛」はさらに形骸化される。戦後の安全保障政策からの大転換をどう見るか、軍事評論家の前田哲男さんに聞いた。(構成・柏尾 安希子)