今年のニュースを神奈川新聞記者が回顧する「刻む2022」。第3回は、新たな局面を迎えた新型コロナウイルス感染症対策。社会経済活動との両立へ続く模索と、3年ぶりに来場者が100万人を超えた藤沢市の海水浴場など、観光地の状況を含め振り返る。
新型コロナウイルス感染症対策は今年、コロナとの共存に向けて新たな局面を迎えた。主流となったオミクロン株はデルタ株に比べて感染力が強い一方、重症化リスクは低く、今夏の流行「第7波」では飲食店の営業や大規模イベントの開催を制限するといった厳しい対策は見送られた。感染対策と社会経済活動の両立に向け、模索が続いている。
第7波での転換点
新局面の新型コロナ対策 社会活動維持へ模索続く
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県内の新型コロナ感染者数の推移 [写真番号:1129651]
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観光客らでにぎわうJR鎌倉駅近くの小町通り=鎌倉市 [写真番号:1129652]