中国11月の景況感48・0
社会 | 共同通信 | 2022年11月30日(水) 11:58
【北京共同】中国国家統計局は30日、景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が11月は48・0だったと発表した。前月から1・2ポイント下落し、好不況を判断する節目の50を2カ月連続で下回った。当局の厳格な新型コロナウイルス対策に伴う移動制限が響き、景況感が一段と悪化した。統計局は「物流の停滞が生産活動に影響した」と認めた。
最大の経済都市、上海がロックダウン(都市封鎖)され指数が47・4となった4月以来の低水準となった。
生産、新規受注ともに下落。輸出向け受注も大きく落ちこんだ。非製造業部門の景況感を示す指数は46・7と前月から2・0ポイント下落した。