ヘイトスピーチを規制する相模原市条例の制定を後押しする市民の取り組みが12日、条例を作らせまいとする差別団体「日本第一党」の街宣を「撤退」に追い込んだ。毎週水曜日に定例となっている街宣はこの日、いつもの市役所前でなく小田急線相模大野駅前で行われた。市民らは「粘り強い抗議に音を上げたのだろう。街宣は条例制定の妨害のため、市長や市議会に嫌がらせをするのが目的。市役所前から追い出した意味は大きい」と成果を誇った。
市役所前で待ち構えていた市民は…
相模原の市民、プラカードで抗議 差別団体の街宣追い込み
歩きながら街宣する萩山氏にプラカードで抗議する市民ら=相模原市南区の相模大野駅前 [写真番号:1117176]