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「映える」防火衣デザイン 相模原市消防と相模女子大連携

社会 | 神奈川新聞 | 2022年10月11日(火) 05:50

相模女子大の学生が制作した防火衣のデザイン=相模原市南区

 相模女子大(相模原市南区)の学生が市消防局や市防災協会と連携し、消防士が身に着ける防火衣が「SNS映え」するよう、デザイン制作に取り組んでいる。11月の防災週間に合わせて開催するイベントで実物を披露し、写真を撮ってもらうことで情報を拡散し、若い世代の防災意識を高める狙い。

 市消防局はこれまで防災意識を高めるイベントなどを開催してきたが、家族連れや高齢者が多く、10~20代の参加者は少なかった。消防士は「男性の仕事」というイメージがあり、今年3年ぶりにイベントを開催するに当たり「若者、特に女性の関心を引きつける仕掛けをしたい」と昨年11月、同大学芸学部の角田千枝教授に防火衣のデザイン制作を打診した。

 角田教授のゼミに所属する1~3年の学生6人が、消防の仕事に密着するなど業務内容を知った上で、子ども、女性、男女兼用の計8着のデザインを考えた。命を守る消防の仕事からへその緒を連想して描いたものや、着ていて涼しく感じられるよう「水」をイメージしたもの-。角田教授は「学生たちは活動の中で感じた仕事のイメージを反映させた」と解説する。

ストーリー性重視

 
 

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